下手賀沼船上観察会
11月28日(土)
「しろい環境塾」主催の下手賀沼船上観察会に参加しました。
遊覧船に乗り下手賀沼の景観、水、生息する生き物の観察や地元の歴史を学びました。
六軒川の「川の停車場」から乗船
遊覧船に乗るのは11月4日に続き2度目です。
https://nano87-batake.at.webry.info/202011/article_2.html
弁天川 弁天大橋
釣り人は魚が逃げるので遊覧船を嫌がります。
発作橋
コブハクチョウが見えてきました。
100羽ほど定住しています。
サギ
中国原産のハクレンが時々ジャンプするが、予測不能で撮るのが難しい。(>_<)
漁師の方が早めに引き上げて見せてくれました。全部同じに見えますが、モツゴの他に2種類います。名前覚えられなかった。佃煮にするそうです。
ウナギ
400gくらい、東京だと8000円、売らずに自宅で食べるそうです。
漁師の方です。下手賀沼には専業の漁師はおらず、この方も半農半漁です。
網(左)の中に活かしておいてから食べるそうです。
今から約8000年前、縄文時代前期の北総地域は手賀、印旛沼から霞ヶ浦一帯が海水面で、香取の海と呼ばれていた。
縄文時代中期になると海水面が後退し続けて、手賀沼、印旛沼、霞ヶ浦の原型となり、平安時代には淡水湖となった。
水質調査をするので水を採取しました。
平塚で下船、滝田家住宅に立ち寄りました。
平塚郷は平安後期に成立。
滝田家住宅 国指定重要文化財
380年前に建てられ、現在も滝田さんが居住されています。
文化財なのでエアコンの室外機を室外に設置できなかったりと不自由もあるそうです。
茅葺屋根は厚みがある。
当主の滝田さんが古い農機具の説明をされています。後ろにあるのはつるべ井戸の滑車。
土蔵の中を見学させてもらいました。年代はよくわからないが、250年くらい前かな?というお話でした。
左は現代のレインコート(雨合羽)、右は襟首の日焼けを防ぐ日除け
子供たちが水質検査をしている間、大人たちは「しろい環境塾」の方のガイドで鳥見神社と延命寺を訪れました。
延命寺さんをご紹介します。
延命寺
真言宗豊山派のお寺で本山は牡丹で有名な奈良の長谷寺、本尊は延命地蔵尊、白井七福神の大黒天を祀っている。
寺伝によると寛弘2年(1005年)に賢澄上人が開山、元和6年(1620年)火災で消失、万治3年(1660年)再建。
山門
鐘楼 田村能里子画伯のデザインによる梵鐘。
観音堂 寛文8年(1668年)の建立。千葉県有形文化財
市役所の方も来ていましたので水質検査の結果をたずねると、悪くなっているということでした。
平成30年度の手賀沼の水質情報を調べてみると全国ワースト3位でした。
環境基準であるCOD値は5ミリグラム毎リットル
1位 伊豆沼(宮城県)13
2位 印旛沼千葉県) 12
3位 手賀沼千葉県) 9.2
千葉県が2位、3位だなんて残念だ。
確か数年前は全国ワースト1位だったから、その頃よりは良くなっているということか。
油は拭き取ってから洗ったり、合成洗剤は使わないようにしたりと、できることを続けようと思いました。

「しろい環境塾」主催の下手賀沼船上観察会に参加しました。
遊覧船に乗り下手賀沼の景観、水、生息する生き物の観察や地元の歴史を学びました。
六軒川の「川の停車場」から乗船
遊覧船に乗るのは11月4日に続き2度目です。
https://nano87-batake.at.webry.info/202011/article_2.html
弁天川 弁天大橋
釣り人は魚が逃げるので遊覧船を嫌がります。
発作橋
コブハクチョウが見えてきました。
100羽ほど定住しています。
サギ
中国原産のハクレンが時々ジャンプするが、予測不能で撮るのが難しい。(>_<)
漁師の方が早めに引き上げて見せてくれました。全部同じに見えますが、モツゴの他に2種類います。名前覚えられなかった。佃煮にするそうです。
ウナギ
400gくらい、東京だと8000円、売らずに自宅で食べるそうです。
漁師の方です。下手賀沼には専業の漁師はおらず、この方も半農半漁です。
網(左)の中に活かしておいてから食べるそうです。
今から約8000年前、縄文時代前期の北総地域は手賀、印旛沼から霞ヶ浦一帯が海水面で、香取の海と呼ばれていた。
縄文時代中期になると海水面が後退し続けて、手賀沼、印旛沼、霞ヶ浦の原型となり、平安時代には淡水湖となった。
水質調査をするので水を採取しました。
平塚で下船、滝田家住宅に立ち寄りました。
平塚郷は平安後期に成立。
滝田家住宅 国指定重要文化財
380年前に建てられ、現在も滝田さんが居住されています。
文化財なのでエアコンの室外機を室外に設置できなかったりと不自由もあるそうです。
茅葺屋根は厚みがある。
当主の滝田さんが古い農機具の説明をされています。後ろにあるのはつるべ井戸の滑車。
土蔵の中を見学させてもらいました。年代はよくわからないが、250年くらい前かな?というお話でした。
左は現代のレインコート(雨合羽)、右は襟首の日焼けを防ぐ日除け
子供たちが水質検査をしている間、大人たちは「しろい環境塾」の方のガイドで鳥見神社と延命寺を訪れました。
延命寺さんをご紹介します。
延命寺
真言宗豊山派のお寺で本山は牡丹で有名な奈良の長谷寺、本尊は延命地蔵尊、白井七福神の大黒天を祀っている。
寺伝によると寛弘2年(1005年)に賢澄上人が開山、元和6年(1620年)火災で消失、万治3年(1660年)再建。
山門
鐘楼 田村能里子画伯のデザインによる梵鐘。
観音堂 寛文8年(1668年)の建立。千葉県有形文化財
市役所の方も来ていましたので水質検査の結果をたずねると、悪くなっているということでした。

平成30年度の手賀沼の水質情報を調べてみると全国ワースト3位でした。
環境基準であるCOD値は5ミリグラム毎リットル
1位 伊豆沼(宮城県)13
2位 印旛沼千葉県) 12
3位 手賀沼千葉県) 9.2
千葉県が2位、3位だなんて残念だ。

確か数年前は全国ワースト1位だったから、その頃よりは良くなっているということか。
油は拭き取ってから洗ったり、合成洗剤は使わないようにしたりと、できることを続けようと思いました。
この記事へのコメント
この日は晴れていて風もなく寒くなかったです。
船上ですと陸からとは違った景色が撮れて新鮮でした。
来年4月になったら川下りが再開されますので、また乗りに行きます。
延命寺のホウノキのことは知りませんでした。残念でしたね。
タイサンボクやホウノキは上を向いて咲くので下から写真を撮るのは難しいですね。