伊予ケ岳~富山(とみさん)
1月23日(日)
房総のマッターホルン”伊予ケ岳”から八犬伝発祥の”富山(とみさん)”まで縦走しました。
岩井駅→平郡(へぐり)天神社までタクシー 2960円
コース
平郡(へぐり)天神社・・伊予ケ岳南峰~北峰~南峰・・富山(とみさん)北峰~南峰・・福満寺・・岩井駅
平郡(へぐり)天神社スタート 9:09
平郡天神社の背後に伊予ケ岳の岩峰が見えている。
展望台から富山 9:42
展望台からのスタート地点の平郡天神社が見える。
急斜面をロープを使って一人ずつ慎重に登る。
一方通行なので下ってくる人がいるときは避けて待ちます。
登ってきた急斜面を振り返る。
伊予ケ岳南峰 336.6m 10:11
南峰から冨山
伊予ケ岳は双耳峰なので北峰にも行きます。
北峰へ向かう途中から富山
北峰への道
北峰への登り
北峰の二等三角点 10:25 南峰より高くて353m。
北峰から南峰
カメラを構えたおとーさんが立っている。
北峰から富山
富山にまつわる民話
冨山北峰展望台に富山が双耳峰になった原因が書かれています。
「むかし、それも大むかしの話です。大太法師という大人(おおびと)が、上総の方から安房に向かって、のっしのっしと歩いてきました。そのとき大太法師は、砂で汚れた足を洗おうと、岩井の浜辺に立ち寄ったのですが、「ああ、眠くなった」と、三キロ離れた富山(とみさん)を枕に、大いびきをかいて寝てしまいました。
大太法師は、二十一日間も眠りつづけ、ようやく目を覚ましたのですが、そのとき、大勢の村人が足元で何かを相談していました。村人がどんな相談をしていたのか、大太法師には聞こえませんでしたが、やがて村人たちには、長い梯子(はしご)を持ってきますと、大きな足の裏に立てかけ、いっぱい付いている砂を落とし始めたのです。大太法師は、足裏がくすぐったくなって大笑いしながら、むっくり起き上がりました。
村人たちは、雲までとどいている大太法師の姿に驚き、いつまでも見上げていました。そのときから、枕にした富山は中がへこんで、峰が北と南にわかれ、岩井海岸は、大太法師の足の砂で、遠浅になったのです。」
「祠 15m」とあるので行ってきます。
祠 10:30
祠から北峰へ戻ります。
ロープを使って登るのだが、なかなかタイヘン!
北峰から南峰まで戻り、富山方面に下ります。
今頃何の花だろう?
黒い実
台風の爪跡 2019年台風19号が千葉県に上陸。
登山道は歩けるように整備されている。多分地元のボランティアの方が整備してくれたのでしょう。
下山したところで伊予ケ岳を見ながらランチタイム。
冨山の休憩舎までは1時間半の車道歩き。

この時期、房総といえばスイセンです。!
歩いていると、民家のおとーさんが「いいもの見せてやるよ」と声をかけてきた。
以下はおとーさんちの庭の写真です。
フキノトウ 「採っちゃだめだよ、見るだけだよ」ですって。
まだ開いていないフキノトウ
河津桜は咲き始め
ピンクの梅
秋田のミズブキ でっかい!!
ロウバイはもう終わりに近い。(ボケています、すみません)
マンリョウ
おとーさんから夏ミカンを頂いてお別れする。
この時期、あちこちで夏ミカンがたわわに実り、房総の冬を華やかに彩っている。
何だろう? 木に絡みついている。
スイセンとソテツ
キンカン鈴なり
車道を歩いて冨山の麓までやってきました。13:22
ヤブミョウガ
さっき絡みついていたオレンジの実がぶら下がっている。
この辺りの殆どの木にこのツタが絡みついている。
木、枯れないかな?
休憩舎 13:44 ここからやっと山道になる。
さっきおとーさんから頂いた夏ミカンを食べる。疲れた身には酸っぱくて美味しかった。
休憩舎には南総里見八犬伝に因んだ悌、孝、信、忠、智、礼、義、仁の八文字が。
富山北峰 349.5m 14:01
三等三角点
北峰展望台
お天気が良ければ東京湾、大島、富士山などが望めるはずだが、今日は生憎です。
休憩舎まで戻り南峰に向かいます。
愛の鐘
富山は平成11年(1999)2月5日、皇太子ご夫妻が登山されて、一躍有名になりました。
お二人が登られた後、富山は愛の山として広く知られるようになり、ここを目指して登るカップルも数多くいます。
・・・説明板より抜粋・・・
観音堂
お守りする人がいないのでしょう。寂しげです。
菊花山の荒れ果てたお堂を思い出しました。
南峰のピークは観音堂の左側の高みですが、道はありません。
道がないのでアスレチック状態、倒木を乗り越えていきます。
南峰 342m 14;28
南峰展望台 樹林に囲まれて展望はない。
昭和56年に建設、手入れされていないようで屋根が剥がれたりしている。
福満寺まで下ります。
名残りの紅葉
福満寺から岩井駅までは15:49の電車に乗るために速足で歩く。
乗り遅れると次の電車まで1時間待ちになるので・・・
岩井駅ゴール 15:42 間に合った。
今日の軌跡
今日の歩数:24478歩
行動時間:6時間33分 距離:10.1キロ 上り:718m 下り:771m

房総のマッターホルン”伊予ケ岳”から八犬伝発祥の”富山(とみさん)”まで縦走しました。
岩井駅→平郡(へぐり)天神社までタクシー 2960円
コース
平郡(へぐり)天神社・・伊予ケ岳南峰~北峰~南峰・・富山(とみさん)北峰~南峰・・福満寺・・岩井駅
平郡(へぐり)天神社スタート 9:09
平郡天神社の背後に伊予ケ岳の岩峰が見えている。
展望台から富山 9:42
展望台からのスタート地点の平郡天神社が見える。
急斜面をロープを使って一人ずつ慎重に登る。
一方通行なので下ってくる人がいるときは避けて待ちます。
登ってきた急斜面を振り返る。
伊予ケ岳南峰 336.6m 10:11
南峰から冨山
伊予ケ岳は双耳峰なので北峰にも行きます。
北峰へ向かう途中から富山
北峰への道
北峰への登り
北峰の二等三角点 10:25 南峰より高くて353m。
北峰から南峰
カメラを構えたおとーさんが立っている。

北峰から富山
富山にまつわる民話
冨山北峰展望台に富山が双耳峰になった原因が書かれています。
「むかし、それも大むかしの話です。大太法師という大人(おおびと)が、上総の方から安房に向かって、のっしのっしと歩いてきました。そのとき大太法師は、砂で汚れた足を洗おうと、岩井の浜辺に立ち寄ったのですが、「ああ、眠くなった」と、三キロ離れた富山(とみさん)を枕に、大いびきをかいて寝てしまいました。
大太法師は、二十一日間も眠りつづけ、ようやく目を覚ましたのですが、そのとき、大勢の村人が足元で何かを相談していました。村人がどんな相談をしていたのか、大太法師には聞こえませんでしたが、やがて村人たちには、長い梯子(はしご)を持ってきますと、大きな足の裏に立てかけ、いっぱい付いている砂を落とし始めたのです。大太法師は、足裏がくすぐったくなって大笑いしながら、むっくり起き上がりました。
村人たちは、雲までとどいている大太法師の姿に驚き、いつまでも見上げていました。そのときから、枕にした富山は中がへこんで、峰が北と南にわかれ、岩井海岸は、大太法師の足の砂で、遠浅になったのです。」
「祠 15m」とあるので行ってきます。
祠 10:30
祠から北峰へ戻ります。
ロープを使って登るのだが、なかなかタイヘン!

北峰から南峰まで戻り、富山方面に下ります。
今頃何の花だろう?
黒い実
台風の爪跡 2019年台風19号が千葉県に上陸。
登山道は歩けるように整備されている。多分地元のボランティアの方が整備してくれたのでしょう。

下山したところで伊予ケ岳を見ながらランチタイム。

冨山の休憩舎までは1時間半の車道歩き。


この時期、房総といえばスイセンです。!
歩いていると、民家のおとーさんが「いいもの見せてやるよ」と声をかけてきた。
以下はおとーさんちの庭の写真です。
フキノトウ 「採っちゃだめだよ、見るだけだよ」ですって。
まだ開いていないフキノトウ
河津桜は咲き始め
ピンクの梅
秋田のミズブキ でっかい!!

ロウバイはもう終わりに近い。(ボケています、すみません)
マンリョウ
おとーさんから夏ミカンを頂いてお別れする。

この時期、あちこちで夏ミカンがたわわに実り、房総の冬を華やかに彩っている。
何だろう? 木に絡みついている。
スイセンとソテツ
キンカン鈴なり
車道を歩いて冨山の麓までやってきました。13:22
ヤブミョウガ
さっき絡みついていたオレンジの実がぶら下がっている。
この辺りの殆どの木にこのツタが絡みついている。
木、枯れないかな?
休憩舎 13:44 ここからやっと山道になる。
さっきおとーさんから頂いた夏ミカンを食べる。疲れた身には酸っぱくて美味しかった。

休憩舎には南総里見八犬伝に因んだ悌、孝、信、忠、智、礼、義、仁の八文字が。
富山北峰 349.5m 14:01
三等三角点
北峰展望台
お天気が良ければ東京湾、大島、富士山などが望めるはずだが、今日は生憎です。

休憩舎まで戻り南峰に向かいます。
愛の鐘
富山は平成11年(1999)2月5日、皇太子ご夫妻が登山されて、一躍有名になりました。
お二人が登られた後、富山は愛の山として広く知られるようになり、ここを目指して登るカップルも数多くいます。

・・・説明板より抜粋・・・
観音堂
お守りする人がいないのでしょう。寂しげです。

菊花山の荒れ果てたお堂を思い出しました。
南峰のピークは観音堂の左側の高みですが、道はありません。
道がないのでアスレチック状態、倒木を乗り越えていきます。
南峰 342m 14;28
南峰展望台 樹林に囲まれて展望はない。
昭和56年に建設、手入れされていないようで屋根が剥がれたりしている。
福満寺まで下ります。
名残りの紅葉
福満寺から岩井駅までは15:49の電車に乗るために速足で歩く。
乗り遅れると次の電車まで1時間待ちになるので・・・
岩井駅ゴール 15:42 間に合った。

今日の軌跡


行動時間:6時間33分 距離:10.1キロ 上り:718m 下り:771m
この記事へのコメント
2つセットで登られたのですね。
我が家は、別々に登りました。。
「祠」には気がつきませんでしたが、
気がつかなくて良かったのかもしれません。。
こんばんは!
房総のマッターホルン、北峰にも登られたんですよね。
次回は是非「祠」にも行ってください。
狭いですが、見晴らしが良くて南峰や富山が良く見えます。
冨山では南峰の寂れた観音堂が気になりました。
千葉の山は2019年の台風の影響で登山道が崩れているところが多いです。
夏はヒルがいるから訪れるのは冬がいいですね。